1.iOS14新機能のiPhone充電音の変える方法とは?
iOS14のアップデートにて、さまざまな便利な機能が追加されましたが、なかでも「iPhoneを電源に接続した際に、自動で何かを実行する」設定が可能になりました。
この機能を利用して、充電をする時に出る「充電音」を音楽に設定するなど、変え方のカスタマイズを楽しむことが流行っています。
ただ一点、この設定に関しては、「オートメーション」というiPhoneの設定を利用するのですが、初心者には少し難しい手順に思われるかもしれません。
そこで、身近な動画ファイルを使って、できるだけ分かりやすい「充電音の変え方」について解説します。
2.iPhoneの充電音を変更する方法
ここからは実際に充電音の変え方の手順について説明しますが、動画ファイルをそのまま使用する場合と、Base64エンコードが施された音声を動画ファイルから予め生成する手順を経由する場合の2つのやり方を解説します。
動画ファイルをそのまま使用する場合
もともとの充電音が残っている状態で、同時に指定した音源を再生するイメージです。
もともとの充電音を消音モードにすれば、入れ替えたのと同じ効果があります。
まずは「写真」アプリを起動して充電音に使用したい動画ファイルを開き、左下のコーナーにある「シェアアイコン」をタップします。
写真
表示されたメニューから「ファイルに保存」をタップします。表示された保存場所一覧の「iCloud Drive」の中にある「Shortcuts」をタップしてから、右上のコーナーにある「保存」をタップします。
万が一、「iCloud Drive」の下層項目に「Shortcuts」を見つけられない時は、 ホーム画面に戻って「ショートカット」アプリを開いてから戻ると、リストに追加されるでしょう。
次に、ホーム画面から「ファイル」アプリを起動します。右下コーナーにある「ブラウズ」アイコンから表示される「Shortcuts」をタップすると、先ほど保存した動画ファイルが現れるのでそれを長押しします。
表示されたメニューの中から「情報」をタップするとファイル名が現れるので、それをコピーします。
そのままホーム画面に戻って、今度は「ショートカット」アプリを起動します。中央下にある「オートメーション」アイコンから「個人用オートメーション作成」をタップします。
「新規オートメーション」の画面の下の方に「充電器」を見つけてタップし、「接続されている」にチェックを入れて、右上のコーナーにある「次へ」をタップします。
進んだ画面にて「アクションを追加」をタップし、検索欄に「ファイル」と入力して「ファイルを取得」を探して選択し、「書類ピッカーを表示」をオフにします。
ここでファイルパスが表示されるので、“/Shortcuts/”に続けて、先ほどコピーしたファイル名を貼り付けます。
続けて「+」アイコンをタップし、先ほどと同じ検索欄に今度は「エンコード」と入力します。
現れたメニューの中から「メディアをエンコード」を選択し、「表示を増やす」→「オーディオのみ」の順番でタップします。
さらに「+」アイコンをタップし、検索欄に「サウンド」と入力します。
表示された中から「サウンドを再生」をタップします。ここで画面右下の「再生」アイコンをタップすると音声の試し聞きが可能です。
最後のステップとして、画面右上の「次へ」をタップし、「実行の前に尋ねる」をオフにしてから、画面右上の「完了」をタップして設定終了です。
Base64エンコードを行った音声を動画ファイルから事前に生成する手順を経由する場合ですが、まずは「ショートカットアプリ」を起動します。
画面右上コーナーにある「+」アイコンをタップし、表示された「アクションを追加」をタップします。
検索欄に「最新のビデオ」と入力し、「最新のビデオを取得」を選択します。
「+」アイコンをタップし、同様の検索を行って、「メディアをエンコード」「Base64エンコード」も選択します。
3つ並んでいるうちの「最新のビデオをエンコード」の下にある「表示を増やす」をタップし、「オーディオのみ」をオンにします。
次に、画面右下のコーナーにある「再生」アイコンをタップすると、エンコード作業が実施されてテキストが表示されるので、テキストが表示されている枠の右下にある「共有」アイコンをタップしてコピーします。
この画面は左上の「キャンセル」をタップして一度閉じます。
再度、初めに戻って「アクションを追加」をタップします。
検索欄に「テキスト」と入力して検索し、「テキスト」を見つけて選択したら、表示された入力欄にコピーしておいたテキストをペーストします。
「+」アイコンをタップし、今度は「Base」と検索をして「Base64エンコード」をタップします。青文字で「エンコード」と書かれている箇所をタップし、「デコード」に変更します。
再び「+」アイコンをタップして検索欄に「サウンド」と入力し、「サウンドを再生」をタップします。
右上の「次へ」をタップして、ショートカット名を付けたら保存します。
そして、画面中央下の「オートメーション」から、右上の「+」アイコンをタップします。
「個人用オートメーションを作成」を選んでから、下までスクロールさせて「充電器」を選択します。
「接続されている」にチェックを入れて、画面右上の「次へ」をタップします。
さらにもう一度「アクションを追加」をタップし、検索欄に「ショートカット」と入力して、表示されたAppの中から「ショートカット」をタップします。
表示された中から「ショートカットを実行」を選択し、「ショートカット」の部分に先ほど名前を付けたショートカットを指定します。
右上コーナーの「次へ」をタップして、「実行の前に尋ねる」をオフにします。画面右上の「完了」をタップして設定終了です。
3.iPhoneの充電音を変える時の注意点
以上の設定を行っている最中に、手順通りに沿ったメニューが表示されない場合は、iOSのアップデートを再確認してみてください。
iOS14.0以降のバージョンでなければ「充電音」というメニューが出てこないなど、そもそも必要な設定を変えられません。
ダウンロードだけしてインストールされていないなどの状態も考えられるので、しっかりと確認します。
指定したはずの動画の音声とは異なる音声が再生される場合は、「写真」アプリの中でその動画を最新のものに設定することで回避できます。
流したい音声の動画ファイルを少しトリミングするなどして、一番新しい写真として保存されるようにします。
万が一、「オートメーションを実行できませんでした」というエラーメッセージが表示される場合には、“/Shortcuts/”の右側にペーストしたファイル名が、大文字小文字の区別も含めて間違っていないか、ファイルが「Shortcutsフォルダ」の中にちゃんとあるかどうかを確認しましょう。
動画は自由に選択可能ですから、自分好みの音で楽しみたいものです。
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