
Apple Payの支払方法としてSuicaを利用している人は、iPhoneの機種変更をする際には事前にいくつかの準備が必要です。どんなポイントに注意すれば良いのでしょうか?
iPhoneを機種時、Suicaは事前準備が必要
iPhoneの機種変更においてSuicaを引き継ぐ際には、事前に準備してくことでスムーズな移行ができます。
1.Apple IDとパスワードを準備する
1つ目に準備しておきたいものは、Apple IDとパスワードです。
Apple IDやパスワードは、iPhoneの中でパスワード管理アプリを使って管理しているという人は多いですし、覚えていないという人もたくさんいます。
しかし、iPhoneの機種変更の際には、データの引継ぎなどの作業も含めて、Apple IDとパスワードは必要になるので、メモしておくことをおすすめします。
自分自身のApple IDは、iPhoneの設定画面から確認することができます。その他には、登録している自分の名前とメールアドレスから検索することもできます。
2.作業時間を確保しておきましょう。
基本的にiPhoneの機種変更によるデータ引き継ぎ作業などは、昼でも夜でも問題はありません。
しかしSuicaの引継ぎでは、Suicaのメンテナンス時間となっている深夜0:50~早朝5:00の間には作業ができません。
Suicaのサーバが停止しているからです。この時間帯にSuicaのデータ移行をしようと思っても作業はできないので、朝5時から深夜0:50の間に作業をしましょう。
ちなみに、Suicaのサービス対応時間は、どんな手続きをするのかによって対応時間が異なります。
会員登録やスマホ端末の変更手続きなどは、朝4時から深夜2時まで受け付けています。また、Suicaの紛失による再発行の手続きは、朝5時から深夜0:50までとなっています。
「Suica」を引き継ぎする方法・手順
Suicaの引継ぎ手順では、機種変更前の古いiPhoneで行う作業と、新しいiPhoneで行う作業とがあります。
古いiPhoneでは、登録されているSuicaの情報を削除します。その上で、新しいiPhoneに新しく登録するという作業を行います。
1.古いiPhone端末からSuicaの情報を削除する
古いiPhone端末からSuicaの情報を削除する方法ですが、最初に、iPhoneのWalletアプリを開きます。
①そこにSuicaが表示されているので、Suicaを選択してください。
②次に、画面の右上部分にある黒丸の「‥」アイコンをタップしましょう。
①Suicaを選択

②「‥」アイコンをタップ

③「このカードを削除」という選択肢をタップ。
削除を選択することで、WALLETアプリからSuicaを削除できます。
③「このカードを削除」

2.新しいiPhoneにSuicaを追加する
古いiPhoneからSuicaのデータを削除したら、次に新しいiPhoneにSuicaを追加する作業を行います。
まず新しいiPhoneのWalletアプリを開き、新しい支払い方法を追加する作業をします。
①Walletアプリの「+」をタップ

②続けるをタップ

カードを選択する際にSuicaを選ぶと、自分が登録している名前とチャージ残高が表示されるので、確認した上で「エクスプレスカードに設定完了」ボタンを押してください。
Suicaを新しいiPhoneのApple Payとして設定できます。
③Suicaを選択

④次へをタップ

⑤「エクスプレスカードに設定完了」する

古いiPhoneが手元にない・操作できない場合
Suicaは、同時に複数のiPhoneで使うことはできません。
新しいiPhoneにSuicaの情報を登録する前に古いiPhoneからデータを削除しなければいけないのは、そのためです。
しかし、もしもうっかり古いiPhoneをそのまま買取に出してしまったとか、捨ててしまった場合、また古いiPhoneが故障して操作不能になっている場合には、どうすれば良いのでしょうか?
端末が手元になければ、古いiPhoneを直接操作してSuicaを削除することはできません。
①まず設定アプリを開くと、一番上に自分の名前が表示されます。そこをタップしてください。
②そうすると、現在のApple IDでログインしているデバイスが一覧表示されます。
古いiPhoneも、そこに表示されているはずです。これを選択しましょう。
①自分の名前をタップ

②古いiPhone端末を選択

③古いiPhoneに登録されているApple Payの情報が一覧表示されるため、「すべてのカードを削除」を選択してください。
そうすると、Suicaだけではなくて、もう使っていない古いiPhoneに登録されていた支払い方法がすべて削除されます。
③「すべてのカードを削除」を選択

Apple WatchでSuicaを使っている場合の引継ぎ方法
Apple WatchでSuicaを利用している場合にも、引き継ぎ作業が必要です。
iPhoneでの引き継ぎ作業と同じように、まずはApple Watchに登録されているSuicaの情報を削除した上で、新しく再登録しなければいけません。
1−1.古いiPhoneがまだ手元にある場合
削除の方法ですが、古いiPhoneがまだ手元にある場合には、iPhoneのWatchアプリを使えば簡単に削除できます。
マイウォッチの中からWalletとApple Payを選択すると、Suicaが表示されるので、それを削除すれば作業が終了します。
①WalletとApple Payを選択

②Suicaを選択

③このカードを削除をタップ

1−2.古いiPhoneが手元にない場合
もしも古いiPhoneが手元になければ、Apple WatchからSuica情報を削除しましょう。
Apple Watchのホーム画面からWalletアプリを立ち上げて、表示されているSuicaを選択し、画面を押せばメニューが表示されます。
そこから「カードを削除」を選べば、Suica情報をApple Watchから削除できます。
2.古いiPhoneとのペアリングを解除する
次に、古いiPhoneとのペアリングを解除します。手元にiPhoneがなければ、Apple Watchをリセットすることで、ペアリングを解除できます。
この作業をしないと、新しいiPhoneとペアリングしようとしたときに、正しく同期できない可能性があります。注意してください。
3.新しいiPhoneとペアリングを行う
最後に、新しいiPhoneとペアリングを行います。ペアリングは、iPhoneのWatchアプリから行いましょう。
Watchアプリを立ち上げると、ペアリングを開始するかどうかというメッセージが現れるので、「バックアップから復元」を選べば、ペアリングの作業が終了し、Suicaデータもそのまま引き継げます。
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