【iPhone機種変】LINEのバックアップ・引き継ぎ方法

コミュニケーションツールとしてたくさんの人が利用しているLINEは、iPhoneの機種変更をする際に引継ぎを行うことで、これまでと同じ環境で使うことができます。

LINEのトーク履歴は、LINEの引継ぎ作業で自動的にデータを引き継げるわけではありません。

古い機種のバックアップを取ったうえで、新しい機種への引継ぐ作業を、自分自身で行わなければいけません。

同一OS(iPhoneからiPhoneなど)の引き継ぎで引き継げること

機種変更でスマホのOSが変わっても、友だちリストやグループのデータ、アプリの引継ぎは可能です。

しかしトーク履歴に関しては、機種交換前後でスマホのOSが同一であることが条件となります。この点は注意しましょう。

※iPhoneからiPhone、アンドロイドからアンドロイドといった同一OSの場合には、引き継げます。

アカウント移行で引き継げること

  • 友だちリスト
  • グループ
  • 自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン)
  • ステータスメッセージ
  • アルバム・ノートの情報
  • タイムラインの内容
  • Keepに保存中のデータ
  • LINE連動アプリ・サービスの情報(GAME・マンガ・占いのアイテムなど)
  • 購入済みのLINEコイン残高
  • LINE Pay・LINEポイント残高
  • LINE Outのチャージ済みコールクレジット
  • ポイントクラブのランク情報
  • LINEスタンププレミアムの利用情報

バックアップからの引き継ぎが必要なこと

  • トーク履歴

LINEトーク履歴をバックアップする

LINEのトーク履歴のバックアップは、LINEをアンインストールしてしまうと消えてしまいます

そのため、トーク履歴のバックアップは、必ずアンインストールしたりスマホを初期化したり、また買取りに出したりする前に行ってください。

LINEアプリには、トーク履歴を自動的にバックアップできる機能がついています。

1.LINEのバージョンを最新にする

2019年2月から、LINE引き継ぎ方法が新しくなり、引き継ぐためにはLINEアプリのバージョンが9.2.0以上であることが条件となりました。

もしも現在のスマホに入っているアプリのバージョンがこれよりも古い場合には、そのままではLINEの引継ぎはできません。

まずは、アプリを最新のバージョンに更新した上で、LINEの引き継ぎをしましょう。

2.自動バックアップ機能がオンになっているか確認

まずは、LINEの設定画面を開き、自動バックアップ機能をオンにしているかどうかを確認しましょう。

①ホームより「設定」をタップ

②「トーク」をタップ

③「バックアップ頻度」をタップ

④「自動バックアップ」をオンにタップ

もしもオンになっていれば、これまでのトーク履歴はすべてiCloudに保存されているので安心です。

もしもオンになっていなくても、LINEの設定画面では、手動でバックアップを取れる「今すぐバックアップ」機能がついています。

この機能を利用すれば、その瞬間までのトーク履歴のバックアップを取ることができます。

iPhoneでトーク履歴のバックアップを取るためには、LINEのバージョンが6.4.0以上であること、iOSのバージョンが8.1以上であること、そしてiCloud Driveが利用可能な状態になっていることが条件です。

スマホのOSやアプリを常に最新の状態に更新しているなら、バージョンが古くてバックアップが取れないという心配はありません。

iCloud Driveの環境設定に関しても、オフの場合にはオンにするだけなので、簡単です。

LINEアプリの設定を「自動バックアップ」にしている場合でも、スマホの機種変更の場合には手動でバックアップを取ることをおすすめします。

その理由は、トーク履歴の自動バックアップが行われる作業環境には、いくつか条件があるからです。

自動バックアップの設定をオンにすると、iPhoneを使っていない深夜帯にバックアップが行われます。

この時、iPhoneが充電されている状態であること、そしてWi-Fiに接続されていて安定した電波環境であることが、バックアップ作業を実行する条件となります。

条件を満たさない場合には、自動バックアップは行われませんし、行わなかったという通知も来ません。

自動バックアップの設定をオンにしていても、場合によってはバックアップができていなかったという悲劇が起こる可能性はあります。注意しましょう。

LINE の引き継ぎの準備

1.メールアドレスとパスワード、そして電話番号が登録されていることを確認する

LINEを新しいiPhoneに引き継ぐ際には、まず古いiPhoneにメールアドレスとパスワード、そして電話番号が登録されていることを確認しましょう。

機種変更によって電話番号が変わらない時には、電話番号も登録しておく必要があります。

登録せずに古いスマホからLINEをアンインストールしてしまうと、トーク履歴だけではなくLINEアプリにログインできなくなってしまいます。注意してください。

2.新しいスマホにLINEアプリをインストールし、アカウントの設定をする

次に、新しいスマホにLINEアプリをインストールし、アカウントの設定を行っていきます。歯車の形をした設定アイコンをクリックし、アカウントのメニューを開きます。

そこで、電話番号やメールアドレス、パスワードを入力する画面があるので、古いiPhoneで設定した情報をそのまま入力しましょう。

もしもLINEアプリをApple IDやFacebookアカウントなど、LINE以外の方法で引き継ぐ場合には、同じアカウント設定の画面で、他のアプリやAppleと連携できるメニューがあるので、連携させておきましょう。

電話番号が変わる場合の引き続き方法

iPhoneの機種変更で電話番号が変わる人は、どのように引き継ぎ準備をすれば良いのでしょうか。

この場合には、AppleIDやFacebookを使ってログインする人と同じやり方となります。まず、機種変更後の新しいスマホにインストールしたLINEアプリの設定画面を開きます。

これは、機種変更によって電話番号が変わらない人と同じです。電話番号が変わる人は、この先の設定方法が異なります。

LINEアカウント設定画面から「アカウントの引継ぎ設定」メニューを選びましょう

そうすると、「アカウントを引き継ぐ」という機能をオンにできるメニューが表示されるので、ここをオンにしておきます。

このアカウント引き継ぎ設定は、一度オンにすると、36時間だけ有効となります。そのため、36時間以内に引き継ぎすることをおすすめします。

36時間が経過すると、自動的にこの設定はオフとなりますが、いつでも手動でオンにすることは可能です。

もしも、オンにしたけれど36時間以内に引き継ぎ設定を行わなかった場合には、LINEを引き継ぐときに再びこの設定をオンにすれば、問題なく利用できます。

新しいiPhoneでLINEを引き継ぎ、トーク履歴を復元

まだトーク履歴のバックアップ作業を行っていない方は、記事冒頭のバックアップ方法を参照して作業を行いましょう。
先に新しいiPhoneに引き継ぎを行ってしまうと、トーク履歴は削除されてしまっているため、引き継ぐことはできませんので注意しましょう。

機種変更後の新しいiPhoneでLINEを引き継ぐ際には、ログインの際に「電話番号でログイン」を選択しましょう。

電話番号を入力した後に認証番号を入れ、自分のアカウントであることを確認すると、パスワードを入力する画面が現れます。

パスワードを入力してOKを押してください。OKボタンをおすことにより、古いiPhoneに保存されていたデータがすべて削除され、新しいiPhoneへデータの引継ぎが行われます。

バックアップしたトーク履歴を新しいiPhoneに復元するためには、「友達追加」のメニューを選択し、「トーク履歴の復元」を選びましょう

これで、バックアップを取ったトーク履歴を新しいiPhoneにそっくりそのまま復元できます。

LINEのトーク履歴には、大切な人との思い出や、仕事での連絡事項など、大切な情報がたくさん含まれています。

iPhoneの機種変更でうっかり削除してしまうのはもったいないですし、仕事に関するコミュニケーションだと後からトラブルの原因にもなりかねません。

機種変更の際には、必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。

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iPhoneは古い機種でも高値での買取をしてもらえるスマホです。そのため、機種変更と同時に古い機種を買い取りに出す人が多いのではないでしょうか。

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