1. モバイルバッテリーを飛行機に持ち込みには?

モバイルバッテリーはとても便利なものですが、熱を持ったり発火したり、最悪の場合は大きな爆発をもたらしてしまったりすることがあります。
過去にスカイマークで、乗客のモバイルバッテリーが発火し、緊急着陸することもありました。
スカイマーク機内でモバイルバッテリーが発火 客室乗務員2名がやけど
https://www.traicy.com/posts/2016082241744/
そのため、飛行機に乗る場合は、保安上の理由から、モバイルバッテリーの持ち込みが制限されているのです。
そのルールを知らないで持ち込んでしまうと、モバイルバッテリーの没収といった目に遭ってしまいますので注意が必要です。
こうした事態に陥らないためにも、明確に定められているルールをあらかじめチェックしておきましょう。
2. 飛行機への持ち込みの制限ルール
モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使っていて、劣化や製品不良などによって発火、爆発の恐れがあります。
充電していない平常時でもこうしたことが起こる危険性があるのが実情です。
そのため、基本的にどの航空会社でも預け入れ、つまりスーツケースの中などに入れてカウンターで預けることはできなくなっています。
そのままにしていると、バッグチェックをする時に没収されてしまうこともありますので注意しましょう。
2-1.機内への持ち込みなら可能
このように、モバイルバッテリーは預け入れをすることができません。
しかし、機内持ち込みであれば許可されています。
というのも、万が一モバイルバッテリーが発火してしまったという事態になっても、機内持ち込みであればすぐに気づいて対処することができるからです。
一方で預け荷物にしてしまうと貨物室に入ってしまって、火災が起こっても気づきにくくなります。万が一の事態が起こっても処置を取れるので大丈夫ということで、機内持ち込みのみ許されているのです。
ただし、これも条件が付いていますので事前に確認しておく必要があります。例えば、容量の制限と個数の制限がかけられていることが一般的です。
それぞれの航空会社によって多少の違いがありますが、だいたいは制限ルールが一緒ですので一般的な規定を覚えておけば安心です。
2-2.国内線の場合
国内線の場合は、100Wh未満のバッテリーであれば特に個数の制限なく機内持ち込みができます。
100Whを超える製品であれば、2個までと制限が付けられています。
一般的にショップでモバイルバッテリーを販売している場合は、「Wh」表示ではなく「mAh」での表示していることがほとんどですので、この数値を目安にして選ぶと良いでしょう。
ちなみに160Whを超える製品については、預け入れだけでなく機内持ち込みも禁止されていますので、業務用やパソコン向けのような超大容量のバッテリーは避けた方が良いです。
2−3.国際線の場合
国際線の場合はさらに航続距離が長くなりますので、より厳しい保安上の制限が加えられることが多いです。
モバイルバッテリーについては、基本は国内線の基準と同じで、100Whでラインを引いています。
100Wh未満のものであれば特に個数の制限を設けていないものの、これ以上だと2個までといったところが多く見られます。
また、国内線と同じように160Whを超える製品については預け入れも機内持ち込みも禁止している航空会社がほとんどです。
基本はこうしたものですが、会社によってルールが異なりますので、自分が使うところで確認した方が無難です。
また、持ち込みそのものを厳しくチェックしているところもあります。
利用する航空会社だけでなく、路線や空港の基準によっても異なってきますので注意が必要です。
もし不安なようであれば、100Wh未満のモバイルバッテリーだけにして、個数も2個以下に抑えておけばほとんどのケースで問題はありません。
2−3.間違えて持ち込んだらどうなる?
スーツケースの中に入れて預け入れしてしまった場合、バッグチェックで引っかかります。
チェックインの際に気付いてもらえれば、スーツケースの中にモバイルバッテリーが入っていたと言われて、機内持ち込みにするよう指示されます。
ただし、カウンターでのチェックをスルーしてしまうと、空港で行うセキュリティー検査で発見されることになります。
この場合は、スーツケースを開けられて廃棄となってしまうことがほとんどです。廃棄された場合は、スーツケースの中に廃棄した旨が書かれた書類が残されていることもあります。
こうしてカウンターで気づいて機内持ち込みにすることができればいいのですが、モバイルバッテリーを荷物に加えたために、重量オーバーとなってしまうこともあります。
航空会社によっては機内持ち込み荷物についても厳しく重量をチェックすることがあります。
その場合は、残念ですが廃棄することになります。もし、空港まで見送りに来てくれている人がいるならば、その人に預けることもできます。
どちらにせよ、空港に着いてから、モバイルバッテリーの制限ルールに引っかかってしまうことに気付くとかなり面倒です。あらかじめルールを把握し、問題なくチェックインできるようにしましょう。
3. 飛行機持ち込みにおすすめのモバイルバッテリー5選
「cheero Power Plus 3 13400mAh」
ソフトなデザインでかわいいモバイルバッテリーです。USBは二つポートが設けられていますので、複数台の同時充電もできるのが便利でおすすめのポイントです。
AutoICという適切な電圧供給を自動的に判別してくれる機能も付いていて安全です。販売台数も多く実績が高いので安心感がありますし、値段も手ごろなのでコスパに優れています。
「cheero Bloom 10000mAh」
クールなブラックデザインの製品で、軽量コンパクトなので持ち込みするのも楽です。最大の特徴はUSBポートが三つ備えられているという点です。
Type-CとType-A、そしてMicor-USBと形状も分かれていますので、すでに持っているケーブルをどれでも使えるという利点もあります。
LEDライトの残容量インジケーターもあって使いやすいのもおすすめできるところです。ケーブルも付属されていてすぐに使えます。
「Anker PowerCore 10000」
モバイルバッテリーの定番商品と言えるほど、世界中で多くの販売実績を残している製品です。
手のひらの中にすっぽり収まるコンパクトなサイズで、かなり軽量です。
バッグの中はもちろん、ポケットに入れても邪魔になりません。充電スピードが速く快適にモバイル端末を使えるというのもメリットと言えます。
「MOXNICE モバイルバッテリー」
かわいい桜色のデザインでフォルムも丸みがあって、持っていてうれしくなるアイテムです。
機能的にもUSBポートが二つ用意されているので同時充電できるというメリットを持っています。
さらに、超高速充電ですぐに端末を使えるようになります。軽量コンパクトで荷物がかさばりません。
「Anker PowerCore 20100」
制限ギリギリの範囲で大容量ということであれば、この製品がおすすめです。
スマホやタブレットなどの端末を複数回フル充電できますので、これ一個でかなり活躍してくれます。USBポートも二つあり使い勝手も良いです。
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