火災につながることも!モバイルバッテリーの正しい捨て方を徹底解説!

1. この記事でわかること

モバイルバッテリーは正しく処分しましょう

スマホやタブレットの充電をどこででも行えるので便利なモバイルバッテリーですが、取り扱い方を間違えると事故に発展しかねないので注意が必要です。

実際、モバイルバッテリーの捨て方がわからない方も多いようです。

スマホなどに装着されているバッテリーや、充電用の携帯バッテリーなどはリチウムイオン電池が使用されています。

非常に性能の高いタイプの電池ですが、発火、爆発しやすいという特性も持っているからです。

特に、廃棄する時に発火してしまうケースがいくつも起きていて、事故に発展しています。

こうした事態を避けるために、ユーザーはバッテリーの安全な捨て方を知って、事故を起こさないようにすることが大事です。

また、バッテリーはリサイクルできるものも多く、貴重な資源となります。そのまま捨てるのではなく、リサイクルできるかどうかを調べて、可能なら適切な場所で回収してもらうようにしましょう。

リチウム電池正しく処分を ごみ収集車で火災の恐れ

産経ニュース 2019.10.24

2. モバイルバッテリーで火災が起きる!?

モバイルバッテリーを、普通の家庭ごみとして出して火災に発展してしまったという報告がいくつかなされています。

たとえば、東京都渋谷区では普通ゴミの中にバッテリーが入っていて、そのままゴミ収集車で回収したところ、車の内部で発火してしまったという事例が報告されています。

モバイルバッテリーによる清掃車火災の事例

渋谷区公式サイト

バッテリーに使われているリチウムイオン電池は爆発するかのように、かなり強い勢いで火を出しますので、そのまま収集車の中のゴミに燃え移って火災となってしまったのです。

元々リチウムイオン電池は、過充電や高温の場所に放置するなどの誤った使い方や保管の仕方をすると、爆発や発火するというリスクを持つ電池です。

普通に使っているつもりでも、異常なほどバッテリーやそれを装着しているスマホが熱くなってくることがあります。

また、バッテリーが膨らんできて、液漏れが生じることもあります。こうなると使い続けることによって、発火する危険がかなり高いので、すぐに使用を中止して適切な方法で処分しないといけません。

異常が見られるモバイルバッテリーをそのまま捨ててしまうと、上記の事例にあるように、火災のリスクがさらに高まります。

というのも、多くのゴミ収集車は金属の板でゴミを粉砕してから内部に詰めているからです。

その粉砕時にバッテリーに力がかかって発火してしまうことがあります。また、野外を走るゴミ収集車の中は高温になることもありますので、その影響もリスクを高めると考えられます。

3. モバイルバッテリーの廃棄方法

自分の出したもので火災が起こってしまうという事態が起こらないように、正しい捨て方を知っておくことは大事です。

これは自治体によって取り扱い方が異なりますので、まずは自分が住んでいる自治体で携帯型のバッテリーの捨て方をどのように指示しているかを確認しましょう。

多くの自治体では、基本的にバッテリーは回収不可としています。やはり、上記のように火災が発生する危険があるということ、そしてバッテリーはリサイクルが可能なのでゴミとしては扱えないからです。

独自のリサイクルシステムを持っている自治体では、小型家電などのリサイクルができる不用品と一緒にバッテリーの回収を行っているところもあります。

とはいえ、バッテリーのリサイクル回収はいろいろなところで実施していますので、回収しているところに持って行くという捨て方が一番楽で、間違いがない方法であると言えます。

4. どこでリサイクルできるの?


それぞれの自治体で、地域のお店と協力してバッテリーのリサイクル回収協力店を指定しています。

たいていの場合は家電量販店や、地元の電機ショップで、スマホやバッテリーを販売するコーナーの近くに回収ボックスが設置されています

特にリサイクル回収に当たっては手続きなどをする必要がありませんので、使えなくなった商品をそのボックスに入れるだけで問題ありません。

スマホやタブレットなどでよく使われていることもあって、スマホショップでもリサイクル用の回収をしていることがほとんど。

少なくとも大手キャリアではどこでもしていますので、持ち込んでスタッフに渡せば良いだけです。

ここでも特に手続きなどは不要で、そのまま使用済みのバッテリーを渡すだけです。ただし、スマホショップは曜日や時間帯によってはたくさんの人が来るため、対応してもらうために待たないといけないこともあります。

また、感染症の防止のために、予約がないと店頭対応をしてくれないというケースもあります。

ちょっと手間になることもありますので、他に用事がなければ家電量販店の方が楽なこともあるでしょう。

バッテリーメーカーでも、リサイクルのための引き取りをしているケースもあります。どのメーカーでもしているわけではありませんし、基本的にそのメーカーの商品だけを回収しています。

たいていの場合は、ホームページなどから回収の依頼をします。すると、登録した住所に回収用のキットが届きますので、その中に使用済みのバッテリーを入れて送るだけです。

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