この記事で分かること

スマホが発熱すると、触れないほど高温になる場合があります。ここまで本体が発熱することで、どのような影響が及ぼされるのでしょうか。
実際、YouTubeやゲームをすることで、スマホの発熱で悩んでいる人も多いようです。
この記事では、スマホの発熱でどのような影響が出るのかを解説し、スマホを冷却する方法とその冷却のグッズを紹介します。
スマホ発熱の影響とは
スマホは高性能な精密機器のため、普段何気なく使っているだけで、多少の熱を持つことはあります。しかし、一定時間発熱する場合は何からの問題が本体内で起きており、スマホに不具合が出る可能性があるので十分な注意が必要です。
1.熱暴走による機能停止
熱暴走とは、過熱によって、CPU本体がフリーズすることを指しています。スマホ本体の安全機能があるため、警告ののち自動的に電源が切れる場合がほとんどです。
通常使っていて突然再起動するといった現象が頻発する場合は、熱暴走が起こっている可能性があります。
大体、内部温度が35度~40度程度に上昇するとスマホの画面に警告が出ます。
熱暴走が起こると、メモリにセーブされるはずのデータが消えてしまうこともあります。
アプリが起動しなくなったり、初期化されたりもあるので、度重なる熱暴走は避けるべきでしょう。
2.バッテリーの劣化
スマホの場合、バッテリーにリチウムイオン電池を採用しています。
リチウムイオンバッテリーは40度以上の発熱が起こると、消耗しやすくなる傾向にあります。これは、外気温の上昇によっても放電されやすくなります。
暑い日の車内にスマホを放置することや、充電をしながらスマホを稼働させていると、バッテリー自体も熱がこもりやすくなるので気を付けましょう。
3.故障する
熱暴走やバッテリーの過熱によって、内部の部品が損傷することがあります。
過熱に強い作りにはなっていますが、繰り返される内部過熱によってハンダ接続が溶けてしまうほか、樹脂が変形してしまうなどのトラブルが起こりやすくなります。
バッテリー消耗により、充電をしても電源が入らなくなる、繰り返す再起動などのトラブルも故障のひとつに入るでしょう。
スマホを冷却する方法
過熱したスマホは、本体はクールダウンするまで使えません。連続でゲームをしたり動画見たりする方には待つ時間がもったいないと感じるでしょう。
再起動させるまでの時間がもったいないと感じる人は、スマホを冷却する方法を実践するとよいでしょう。
突然電源が落ちてしまった場合や、日常的に過熱しやすい状況でスマホを使っている場合は、冷却する方法を検討してみましょう。
1.電源を切る
一番カンタンで気軽にできる方法です。警告が出た時点、もしくは再起動などが起こった時点で電源を切ります。
熱がこもりやすくなるため、スマホケースをつけている場合は、ケースから外して涼しい場所でクールダウンさせましょう。
次に電源を入れるまで、15分以上は間をおくことをおすすめします。
2.グッズを使う|クーラー
スマホにファン付きの送風機や、半導体の力で冷却効果を持たせた機械を装着することで、スマホ本体の温度を下げるものです。
ファン付きの送風機の場合、炎天下の屋外では意味がないという声もありますが、稼働するファンで本体の熱はある程度まで下がります。
半導体の力で冷却効果を持たせるものは、ペルチェ効果を狙ったもの。ペルチェ素子の特性からクーラー自体が発熱しますが、ファンを回すことによって放熱するので安心です。デメリットとしては、高額なので購入しにくい点が挙げられます。
3.グッズを使う|冷却シート
アルミ製の放熱シートなどが挙げられます。放射冷却アルミ板をスマホに貼ることで、放熱する効果を狙ったものです。
電源などは使わないので、エコが見込めます。パソコン内部の冷却に使うためのシートをスマホに代用しているものもあるので、効果は期待できるでしょう。
薄手のシートタイプの製品は、シンプルにスマホを見せることができるので、大きな器具を装着することを嫌う人にはおすすめです。
また、保冷材も存在します。スマホ放熱用の保冷材は30度以上に融点が設定されており、通常の室温では溶けにくいという優れもの。
熱を吸収すると柔らかくなりますが、流水や冷蔵庫で冷やすことで再利用可能です。持ち歩くことでスマホの過熱が避けられます。
スマホ冷却グッズ8選
ここからは、スマホを冷却するためのグッズを厳選してお届けします。
1.スマホクーラー(サンワダイレクト)
ペルチェ素子を搭載したスマホクーラーです。電源を入れることでシート面が冷えるため過熱したスマホのクールダウンに役立ちます。
固定タイプではないので、都度冷やせるのがメリット。複数名での共用などにも良い機種です。
2.半導体冷却携帯放熱器(designup)
2秒で急速冷却ができる機種です。ペルチェ素子を導入しています。この機種は温度検知センサーがついており、設定温度まで冷却ができたら、自動的に冷却を止めてくれます。
装着しているだけで過熱を感知すれば再びクーラーが作動するので、ゲームプレイ中の過熱にも対応可能です。
作動中のノイズが出にくい設定ですので、オンラインゲームの妨げにもなりにくいのがメリットです。
3.スマホクーラー(Felimoa)
11枚の羽根が急速にスマホを冷却してくれます。スマホの背面に急速に風を当てるタイプの機種です。
吸盤でスマホに固定するタイプだから、落とす心配もありません。また、吸盤の隙間にも風が行き渡るため、全体的な冷却ができるメリットがあります。
この機種は容量2,000mAhのバッテリー内蔵タイプ。スマホのバッテリー切れの場合も充電器として使えます。
4.スマホ冷却ファン(lifbeier)
冷却ファンが2つついたスマホ用スタンドです。毎分最大6,000回転もの強力送風でスマホの過熱を防ぎます。
冷却用ファンの回転数は無段階調整が可能なので、温度調整を試みたいときにも便利です。この機種は5,000mAhのバッテリー搭載なので、充電しながらの動画再生などにも便利です。
静音使用なので、ファンの回転音も気になりません。
5. FaceColor For iPhoneケース(FaceColor)
放熱性の高い素材を使用したケースです。スマホにセットすることで、ケースとしての機能はもちろんのこと、都度放熱をしてくれるため、スマホ本体の過熱を防ぐことができます。
iPhone独自の無線充電や、NFC機能に干渉しないエラスチン素材を採用しているので、極薄のスタイリッシュなフォルムを楽しめます。
手になじみやすく、持ちやすさも抜群。長時間手にしても疲れることはありません。
6. HEATSINK-5℃(サンハヤト)
ケースの裏面には熱伝導シートを装着し、アルミ板を通じて熱放出を行うスマホケースです。
スタイリッシュなデザインなので、人知れず過熱を防ぐ対策をすることができます。アルミ板が搭載されていますが、電波などには影響せず通常通りスマホが使えるのはメリットではないでしょうか。
ポリカーボネート製のケースですので、スマホ自体の強度を高めることもできます。
7. 冷やスマ(SixGrab)
常温で繰り返し使える特殊な保冷剤です。ラバーバンドがついているため、保冷剤をスマホに固定させて使えます。
このタイプは、保冷性能がなくなった場合に常温に放置するだけで再び使えるメリットがあります。電源などを使わず再利用できるため、エコを求める人にも最適です。
ただし、高温の状況下では保冷剤自体が使いにくい状況にあるため、保管場所や使用環境に関しては注意が必要です。
8.ヒートシンク(zspowertech)
放熱性が高いアルミニウム冷却フィンです。添付された両面テープを利用してスマホ本体に接着して使います。
厚みが10mmあるため持ちにくいというデメリットがありますが、本体に接着して使わずに、置き場所として使用するなど工夫次第で、過熱したスマホの一時避難場所として使えます。
この冷却フィンは、安価なうえ電子機器ならすべてに対応可能なので、スマホ以外にも対応可能です。
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