iPhoneのバックアップと復元の仕方を徹底解説【itunesを利用】

1.この記事でわかること

この記事では、iPhoneのデータのバックアップと復元の方法について取り上げています。万一の時に備えて、バックアップの方法と復元方法を徹底解説します。

日常生活になくてはならないアイテムとして、どこにいくにもiPhoneを持ち歩いているという方も多いはずです。だからこそ、紛失や故障といったリスクも出てきます。

故障や紛失してしまった場合、これまでスマホに蓄積していたデータはすべて失われてしまうことになります。例えば、友達と楽しい時間を過ごした時に撮影した写真や動画が一気に失われてしまうことにもなりかねないわけです。それこそ「プライスレスなダメージ」になってしまうでしょう。他にも、遊んでいたアプリやゲームのセーブデータ、よくチェックしていたウェブサイトといったお気に入りに入れていたデータなども失われてしまいます。

それを防ぐためにも、日ごろからiPhoneのデータのバックアップは必須です。バックアップさえ取っておけば、万一スマホのデータを失うことになってしまっても、復元することでバックアップの時点にまで戻すことができます。つまり、こまめにバックアップを取る習慣をつけている人ほど、いざデータが失われてしまった時に失うものが少なく済むわけです。

あまりにもスマホが便利になってしまったことで、バックアップを意識せずに、大量のデータを蓄積させたまま利用している方も多いはずです。万一の時に備えて、バックアップの方法と復元方法について確認してみましょう。

2.iPhoneのデータをitunesでバックアップする

iPhoneのバックアップの方法は2つあります。

1.iCloudでバックアップする。

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クラウド上にバックアップするiCloudです。クラウド上にバックアップする形になるので、パソコンを持っていなくても、WiFiが使える環境ならいつでも利用できます。ただし、バックアップできる容量は最大で1TB、しかも無料なのは5GBバイトまでで、それを超えると有料になります。データの大容量化が進んでいる現在では、ちょっと心もとない方法ではあります。

撮影した写真や画像のデータを大量にバックアップしたい場合には、パソコン上にバックアップするのがもっとも確実です。パソコンの空き容量の範囲内なら、データ量を問わずにバックアップすることができるからです。

2.itunesを使ってパソコンでバックアップする

そんなパソコンへのバックアップには、itunesを使って行うことになります。Macの場合は最初からパソコン内にインストールされていますが、Windowsのパソコンにはないのでインストールが必要です。このitunesには32ビット版と64ビット版があるので、自分のOSがどちらなのかをあらかじめ確認したうえで、インストールしましょう。どちらも無料で入手可能です。

iTunesのダンロードはこちら

https://www.apple.com/jp/itunes/

パソコン上でitunesが利用できる環境になったら、USBケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続します。パソコンのitunesの画面の左上にiPhoneの形をしたボタンが表示されますから、それをクリックしましょう。

すると、新たな画面が表示され、その中央に「自動的にバックアップ」「今すぐバックアップ」と表示されますから、「今すぐバックアップ」をクリックしてください。

バックアップにかかる時間は、ご自身の使っているiPhoneの容量によって変わります。私の場合、64GBの容量を使っており終了までに20分ほどかかりました。バックアップ中は、iTunesを終了したりパソコンを閉じたりしないようにしましょう。

3.バックアップしたiPhoneのデータを復元する

バックアップしたデータを復元する場合も、パソコン上でitunesを立ち上げ、左上のメニューアイコンにある「設定」をクリックしましょう。次に、表示された画面にiPhoneの形をした「デバイス」があるのでそこをクリックすると、「デバイスのバックアップ」という画面になります。そこで、「iPod、iPhoneおよびiPadを自動的に同期しない」の欄にチェックを入れたうえで、iPhoneをパソコンにつなぎます。

そして、バックアップの時と同じようにiPhoneのマークがついた部分をクリックすると、「概要」が画面の左端に出てきますから、それをクリックします。すると、「バックアップを復元」というボタンがあるので、クリックしましょう。これで復元が始まります。

注意!「iPhoneを復元」と「バックアップを復元」の違いとは?

「バックアップを復元」の上に「iPhoneを復元」のボタンがあります。
「iPhoneを復元」はiPhoneを工場出荷時の状態に戻す初期化のことです。iPhoneで設定した内容や、ダウンロードしたデータなどすべて削除して工場出荷時の状態に戻すことになるので注意しましょう。

4.バックアップできない原因と対策

基本的にはこれらの方法でバックアップや復元が可能ですが、できない場合もあります。もっとも多いのが、itunesのバージョンが古いケースです。以前インストールしてから時間が経過していた場合には、最新バージョンをインストールしましょう。

最新のiTunesをインストールするには?

1.Macパソコンの場合
メニューバー画面左上の「iTunes」をクリックすると、最新バージョンでなければ「アップデートを確認」と出るので、そちらをクリックし手順に沿って、新しいバージョンへアップデートしましょう。

2.Windowsパソコンの場合
メニューバーから「ヘルプ」をクリックすると、「更新プログラムを確認」が表示されますので、そちらをクリックし最新バージョンか確認して、インストールしましょう。

それから、よく見られるのがパソコンのセキュリティソフトが原因で、作業を妨害してしまうケースです。もし途中でエラーが発生し、原因らしい原因がわからない場合には、使用しているセキュリティソフトをいったん止めてから再度試してみましょう。

もうひとつ注意したいのが、パソコンの容量不足です。当然のことながら、バックアップする容量に対してバックアップ先のハードディスクの容量が不足していると、途中で作業が止まってしまいます。十分な容量が確保されているか、確認しておきましょう。

その他、iPhoneを再び接続しなおす、パソコンを再起動させる、といったシンプルな方法で改善される場合もあります。最初はよくわからず困惑することもありますが、一度手順を覚えれば、バックアップも復元もそれほど難しくありません。安心してスマホを利用するためにも、まずバックアップを試してみましょう。

5.不要になったiPhoneはリスマが買取ります。

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