この記事でわかること
最近のスマホは1台10万円を超えるなど高いですよね。
安くスマホを使いたい!と思っているあなたには、中古スマホがおすすめ。 中古スマホなら欲しかった機種を、手に届く金額で購入することができます。
ただ、中古品であるため、心配もありますよね。 そこで、中古スマホを購入する際の6つのメリットと、注意点を解説していきます。
中古スマホのメリット
1 安く購入できる
中古の一番のメリットは、なんといっても価格が安いことです。
iPhone 11 Proが新品で106,800円~のところ中古で60,000円~程度など、新しいスマホが新品の半額程度で購入できる場合もあります。(2020年7月現在)
予算の関係で諦めているスマホも、中古品なら手が届く可能性があります。
2 機種の選択肢が豊富
中古スマホは、過去の機種も購入できるため、選択肢が豊富です。
docomo、au、SoftBank、の大手キャリアであれば、最新機種を中心とした品揃えとなっており、古い機種を購入することはできません。
またUQ mobile、Y!mobileなどの格安SIM提供会社であれば、数世代前の機種を中心とした品揃えとなっており、最新機種を購入できないこともあります。
中古スマホであれば、通信会社の制約に縛られることはないため、型落ちのスマホから最新機種のスマホまで、ほしい機種を購入することができます。
3 必ずしも新品でなくても良いかも?!
新しい機能が搭載された最新機種はたしかに魅力的ですが、その分価格も高額になっています。あなたは、高機能カメラのスマホ、液晶画面が大きいスマホなど、使わない機能に無駄にお金を払っていませんか?
また、本体に傷があるのは嫌という方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、カバーをして実際に使うシーンをイメージしてみてください。少しくらい傷があっても、使っているうちに傷のことは忘れているはずです。
自分にとって譲れないポイントと譲ってもよいポイントを見極めて、中古スマホを賢く利用できれば、スマホ代を大幅に節約することができます。
4 用途に合わせて2台目としても利用できる
ゲームをしたり、音楽を聴いたり、本を読んだり、スマホは様々な用途で利用していますよね。
ゲーム専用、音楽専用、読書専用など、スマホを1台サブで持ってみてはいかがでしょうか。

専用機とすることで、メインのスマホとサブのスマホでそれぞれ、スペックや容量を最適なものにすることができます。
5 残債を気にせずいつでも変えられる
みなさんは、「機種変更をしたい」と思ったときに機種変更できていますか?
なかには、24か月払い、36か月払いなどで購入したために、「あと1年待たなくちゃ」なんていう方もいるはず。
機種変更のタイミングを左右する大きな問題…「残債」の問題がありますよね。
中古スマホなら、ほとんどの場合は一括購入となるため「残債」に悩まされることはありません。 機種変更したいと思ったときに、いつでも自由に変えられるところも魅力の一つです。
6 買い方によって保証もつけられる場合も
中古スマホの購入で一番心配なのは、購入したスマホが不良品であったり、すぐに壊れてしまったりすることではないでしょうか。
中古スマホの販売会社の中には、3か月保証など独自の保証を付与しているところも。
中でも、個人間での販売には基本的には保証はないため、注意が必要です。 中古スマホの購入時には、本体の状態や金額のほかに、保証などの付随サービスについても確認することで、不安を解消できます。
中古スマホの注意点
1 保証がなく修理代金が高くなる可能性がある
中古スマホは、購入の仕方によって保証がつかない可能性があります。
購入時には、保証がつくかどうか、つく場合は条件がどうなっているのか、をきちんと確認しましょう。
フリマアプリやオークションサイトなど個人間で取引する場合、保証がないので事前に商品の状態をよく確認するなど注意して購入しましょう。
最近のスマホすは値段が高くなっています。購入してすぐに壊れてしまって、「高い買い物になってしまった」なんてことがないようにしたいですね。
2 突然使えなくなる可能性がある
中古スマホの中には、「赤ロム」という状態になり、突然通信ができなくなる場合があります。
「赤ロム」とは、もとの持ち主が端末の残債を支払わなかった場合に、端末に通信の制限をかけられてしまうことで発生します。 赤ロム状態になると、電話もインターネットも利用することができなくなります。
※通信の制限がかけられた場合であっても、WiFi接続などオフラインでできることは利用できます。
事前に確認するには、販売者から製造番号(IMEI)を教えてもらいましょう。 以下のサイトで、製造番号(IMEI)を入力することで、状態を確認することができます。
○:すでに端末代は支払済みのため、問題なく使える(突然使えなくなることはない)
https://snowyskies.jp/imeiChecking/
△:端末代の支払いが完了していないため、現在は問題なく使えるが、突然使えなくなる可能性がある
×:端末代の支払い遅延等により、通信制限がかけられており通信が使用できない(「赤ロム」の状態)
○以外は購入しないことがおすすめです。
△を購入する場合は、用途(通信の要否)や保証の有無などを十分に確認しましょう。
※SIMフリースマホは確認不要
もともとの所有者がキャリアから分割で購入した場合のみ「赤ロム」となる可能性があります。 SIMフリーのスマホ(Apple storeで購入されたiPhoneなど)は、「赤ロム」となることはありません。
3 SIMカードが合わない可能性がある
キャリアでの購入とは違い、SIMカードについて自分で確認する必要があります。
①SIMカードのサイズは同じか?
ほとんどの機種はnanoSIMですが、古い端末の場合はmicroSIMの場合があります。 古い端末で使っているSIMカードを使いたい、または、古い端末を購入したい、という場合には、SIMカードが対応しているか確認が必要です。
②SIMフリーまたはSIMロック解除済みか?
キャリアで購入した端末は、そのキャリアでしか通信できないよう、SIMロックがかかっています。 このため、キャリアで購入された端末であれば、SIMロックを解除したものであるかの確認が必要です。
SIMロックが解除済みでない場合は、解除手続きを依頼しましょう。 なお、キャリアで購入されていないSIMフリーであれば、この問題は発生しません。
SIMロック解除の手続きについては、別のページで紹介してます。SIMフリーとはなにかわからない、解除方法わからない方は、こちらも読んでみてください。
電池が持たない
中古スマホは、ほとんどの場合前の持ち主が利用したものであるため、バッテリーが劣化している可能性があります。
購入後にバッテリーを交換するとなると、費用と時間がかかり、せっかく安く買ったのに残念な思いをすることになるかもしれません。
バッテリーの状態はスマホで確認することが可能であるため、どのくらい劣化しているのか、購入前に確認しましょう。

中古スマホの買い方
ここまで述べてきたように、中古スマホの購入には多くのメリットがある一方、注意点がいくつかあります。
では、どこでどのように買えばよいのでしょうか。
1 安さ重視ならオークションやフリマ!ただし注意事項も
最も安く買おうとすると、オークションやフリマという手段があります。
売りたい個人が売りたい金額で出品しているため、中古価格の相場よりも低い価格で買えることもあります。
オークションやフリマでは、購入前にスマホの状態を確認しておきましょう。写真や説明を見るのはもちろん、出品者の自己紹介を見たり、出品者にメッセージを送るのも有効な手段となります。
また、その過程で、出品者が信頼して取引できる相手かどうかということも確認しておくとよいですね。
ただし、オークションやフリマでは一般的には保証がありません。
「中古スマホの注意点」に記載した事項を、届いた段階で確認しても、万全ではないのです。経年劣化や、過去の落下・水没などの影響ですぐに壊れてしまうという可能性もあります。
このため、スマホの状態はどうか、取引相手を信頼できるか、「壊れても仕方ない」と思えるか、などを慎重に判断して購入しましょう。
2 保証サービスのある販売業者がおすすめ
オークションやフリマなどの個人の出品者とは異なり、販売業者では独自の保証サービスをつけていることが多いです。例えば、初期不良時の不具合や、購入後数か月間の不具合に対する修理・交換・返金保証などがあります。
「中古スマホの注意点」で述べた「赤ロム」となった場合には、保証期間に関わらず保証してくれる販売業者もあります。
また、スマホの状態の確認や、クリーニングなど、たくさんの中古スマホを販売しているプロが実施してくれるという安心感もあります。
これらはWEB上の店舗でも、実店舗でも同じですが、実店舗であれば自分の目で状態を確認することもできます。
スマホの状態や価格のほか、保証サービスをしっかり確認することで、販売業者をうまく活用しましょう。
中古スマホ、はじめてみませんか?
中古スマホをはじめて購入するときには、不安がたくさんあるかもしれません。
でも、ここまでの注意点や買い方を考慮して一歩踏み出してみると、今後は自分が使いたいスマホを安く使えるようになります。
中古スマホ、はじめてみませんか?